秋の風景「運動会 

 

 最近では運動会での秋に熱中症事件が相次いだたこともあり、気候がいい初夏の5月、6月に行なわれるところも意外と多い。だが、運動会といえば、やはり10月は国民の祝日「体育の日」があるので昔は、ほとんどの学校が秋に運動会を行っていた。さらに町内会など地域の運動会に、なんと大手の企業でも団結力や組織力を向上させるためにバブルの頃まで開催していた。今の小学校の運動会では、徒競走、騎馬戦、リレー、綱引き、玉入れといった種目のほかに、「よさこいソーラン」を踊ったり、組体操があったりする。その昔、教室での勉強は苦手でも、運動会ではヒーローやヒロインとなる子がクラスに一人や二人いたものだ。最近は速く走るための最後の決めては靴選び。運動会の競技でも威力が発揮できるシューズとして2003年には「瞬足」が発売されコーナーで速く走れると、ヒット商品になったほどで今では欠かせないシューズ。また、親になって気づくが、早朝からの豪華なお弁当作りの大変さや子供の競技の写真やビデオでの撮影などに、初めて合う子供たちの親など対応など、なかなか気疲れするもので見るだけでも大変。やはり参加して楽しむのが一番といえそうだ。