秋の風景「秋の虫」
バッタは漢字で「飛蝗」と書くが、「蝗」はイナゴと読む。地方によって異なる話だが、じつはバッタとイナゴとを明確に区別しているところと、区別していないところがある。もちろん生物学的には異種だが、人々の目からすると見分けがつきにくいためだろう。子どものころ、バッタを見つけて獲ろうとして逃げられた経験はないだろうか。バッタの種類のなかでは大きいとされるトノサマバッタでも、体長は4センチから7センチ程度。それでいて、そのジャンプ力は驚くほどだったはずだ。ほとんどのバッタは、オスよりもメスが大きい。交尾のときにはメスの背中にオスが乗るかっこうになる。「オンブバッタ」という言い方をすることもあるが、じつは「オンブバッタ」という種のバッタも存在するから、ちょっとややこしい。ちなみに、オンブバッタのオスの体長は2センチ、メスの体長は4センチ程度で、やはりメスのほうが大きい。さて、イナゴのほうは、戦時中あるいは戦後の食料難の時代に、貴重なタンパク源とされていた。そうした時代に地域によっては、学校の授業などそっちのけで、子どもたちがイナゴを捕まえていた。
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