夏図鑑「昼寝」

GX048_72A.jpg働き者のお父さんが、夏休みの昼間、うたた寝をしている姿を見た記憶はないだろうか。昭和のお父さんであれば、半そでシャツにステテコ、ときには腹巻をしていたりして、要するに「天才バカボンのパパ」スタイルだったりする。そもそも日本人は働き者で、お昼の休憩が1時間あっても、食事は15分程度で、昼寝どころではなく、とっとと仕事に戻ったりする。しかし、たとえばスペインでは「シエスタ」といって、午後1時から4時までが昼休み。ゆっくりランチを楽しみ、昼寝のひとつもして、夕方から再び仕事に戻る。もちろん国によって、文化も国民性も違うが、昼寝の効能が、昨今、話題になっている。「15分か30分程度の昼寝が午後の仕事の効率をアップさせる」というもの。このところ、暑さを増す一方の日本の夏。寝苦しい夜もあり、「昼寝」は、とっておきの夏バテ予防にもなる