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長部田海床路(ながべたかいしょうろ)

熊本県宇土市住吉町長部田

熊本市内から天草へ行く途中、三角半島の入口の右側に住吉海岸があり、有明海は遠浅で潮がひくと、4キロくらい先まで干潟が広がっているが、ここにあるのが「長部田海床路」。干満の差が大きい有明海で海苔養殖や採貝を営む漁業者のために昭和54年に建設され、長さは約1キロあり道路の先に漁船の船着場がある。この海に続く道路では潮がひいたときに軽トラックで船までの物資や海の幸を回収する。満潮になり道路が姿を消した後も、船が座礁しないように夜間も電柱の灯はつけっぱなしだ。この光景が、平成20年に大分むぎ焼酎「二階堂」のCMに登場すると話題になり、この光景を撮影しようとカメラマンが集まり始め、今では熊本でも海の撮影スポットとしては、

代表的な名所のひとつ。昼間は漁業関係者の軽トラックが走るが、ここは住吉漁協が管理してる場所なので、一般車では通行はできない。夕方から満潮となったことで、夕景と電柱の明かりが何とも言えない郷愁を誘い、対岸には雲仙普賢岳がシルエットになり、美しい絶景を見せてくれる。

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見頃の時期:
夕方の潮の干満の差により、海の中に電柱が立ち並び、その明かりの光景は、
満潮の2時間前後が見頃。冬には夕陽は左側の奥へと沈むようになる。

潮汐表はこちら で確認。

住所:熊本県宇土市住吉町長部田

HP:宇城地域観光推進協議会HPへ

TEL:0964-22-1111(宇土市経済部商工観光課)

アクセス:JR三角線住吉駅より徒歩22分

車:九州自動車道「松橋IC」から国道218号線、国道3号線経て約25分

駐車場:有り、無料

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懐かしい昭和がよみがえる

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