冬の歳時記 雪見(ゆきみ)

昔から江戸の名物として春の花見とともに盛んに行われてきたのが、意外かもしれませんが雪見です。江戸時代には幕府や宮廷など、その年の豊作を占う雪見の行事が庶民の間にも広がり、風流亊として雪見の宴などの遊びも加わったそうです。当時の雪見の名所としては、上野の山や隅田川堤、目白不動尊など9カ所がありました。近年は都内も雪が降ることも少なくなりましたが、寒いなかで雪景色を見ると気持ちもワクワクします。

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