冬の歳時記 雨水(うすい)

季節区分の二十四節気の最初の節が、立春ですが2番目の節が雨水で14日後の2月18日頃に当たります。この日は太陽が黄経330度の位置に達して、あたたかくなり雪や氷が解けて蒸発して雨となって降る日です。忍び寄る春の気配に草木が芽生え出しますが、雪国の雪はまだ深く太平洋側の首都圏などでは雪が降る時期でもあります。春一番が吹いて、ウメが見頃の季節でもあります。昔は、この雨水を農耕の準備として始めるとされてきました。

雨水.jpg