冬の歳時記 余寒(よかん)

余寒.jpg2月4日の立春は、この日が寒さの頂点となり、春の初めとなります。翌日からの寒さを「余寒」または「残寒」と言います。寒の戻りのように寒さは開けたのに、まだ寒いとやや怨みがましい思いも込められています。この時期には東海地方や九州地方など暖かい地方では梅が咲き始める時期です。この頃の手紙の挨拶には「暦の上では春なのにまだ寒い」と言い交わす頃です。