いろは坂の紅葉 

　日光市街から中禅寺湖へ向かう途中にあるのが、いろは坂。各カ―ブには「いろは」の順に文字が順に表示されている一方通行のカーブ。全長約16kmで日本の道百選にも選ばれている。移動の車中からも広がる紅葉を楽しむことができるが、上りよりも風景がより広がる下りの方が美しい。また、上りのいろは坂の終点近くにあるのが明智平。ここはドライブインのような広い駐車場があり、車を置いてここからロープウェイで展望台まで上がると中禅寺湖が一望でき、手前に華厳滝や右手に男体山が見ることができ、中禅寺湖の紅葉時期には、まさに絶景スポットとも言える。このいろは坂は、上りが「第２いろは坂」、下りが「第１いろは坂」と呼ばれ、昭和初期にカーブが４８か所あることから、ロープウェイのガイドアナウンスで「いろは坂」と呼ばれ始めた。そして、昭和２９年に道路が改修され、ほぼ現在の形の第１いろは坂が完成し。さらに昭和４０年には、交通量の増加にともない上り専用の第２いろは坂が完成した。