トウカエデ

 カエデ目カエデ科カエデ属の落葉高木。中国原産で漢字名は「唐楓」で和名は中国から伝えられたことによる。中国の長江流域を中心とした地域、台湾に分布するカエデの 仲間。樹勢が強いため、都会の公園や街路樹としてよく植えられ高さは20mになる。成長とともに樹皮は縦に裂け剥がれるのが特徴。樹形は立性で耐寒性も高く、庭木の他、公園樹や街路樹としてよく用いら、日本には江戸時代(享保年間)、長崎に渡来したのがはじめとされ、東京都浜離宮恩賜庭園には徳川八代将軍吉宗が植えたトウカエデがあるという。3つに裂けた味のある光沢の ある葉は、葉は秋に黄色から朱色に紅葉して美しい。紅葉の始めは橙色を帯びた黄色であるが、やがて朱色から紅色になる。都会の街路樹などのトウカエデは黄色の黄葉が ほとんどだが、山地などの寒暖の大きい所では、赤い紅葉をを見ることができる。 

 
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