箱根の紅葉名所 

箱根の紅葉は、最初に芦ノ湖周辺から始まる。芦ノ湖周辺をぐるりと囲む箱根外輪山。紅葉のシーズンには湖畔には一部がカエデで、奥にはヒメシャラやブナの林などがあり、外輪山の山肌を染める紅葉は黄色がベース。また、合わせるように仙石原のススキも見頃を迎える。意外と早いのが芦ノ湖に近い箱根湿生花園の紅葉。こちらは園内は、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園。植物も木々の種類も豊富で箱根のミニ庭園のような紅葉が楽しめる。さらに距離は短いが木道もある。また、近くにある長安寺も紅葉スポットとして、ぜひ、訪れたい。遅れて紅葉が見頃になるのが日本の陶器を展示する箱根美術館。秋には庭園は箱根では一番とも言われるほどの紅葉の名所で、紅葉に染まる庭園の「苔庭」には低木だが200本のモミジが植えられており、散策しながら楽しめる。