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朝の太陽光で水蒸気が黄金色に染まる

雨晴海岸(あまはらしかいがん)

富山県高岡市太田

富山県の北西部、高岡市の太田雨晴地区には、富山湾越しに3,000m級の立山連峰を望む雨晴海岸(あまはらしかいがん)があり、浜から眺める岩礁など雄大な眺めは、四季それぞれに変化が見られる。日本の渚百選の一つにも選ばれており、万葉の歌人、大伴家持は、この雨晴の風景をこよなく愛し多くの歌を詠んた。源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという「義経岩」があり、地名「雨晴」の由来になっている。冬は早朝の日本海に「けあらし」が見られ、 朝の太陽光で水蒸気が黄金色に染まる風景には、多くのカメラマンが集まる。このけあらしは、海の水の温度に比べて水面付近の空気が冷たい時に、

蒸発した水蒸気が急激に冷やされて霧状になったもの。また、この景色は、松尾芭蕉が『おくのほそ道』に詠んだ由緒地であり、「おくのほそ道の風景地」として名勝にも指定されいる。さらに2014年にはフランスに本部を置くNGO 「世界で最も美しい湾クラブ」から、国内では松島の次に美しい湾として選ばれた 。

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雨晴海岸のYouTube映像


見頃期間:気嵐(けあらし)は、晩秋から冬の間にかけての気温と海水温の差が大きくなった時(晴れた早朝)、海面から湯気のように水蒸気が湧き立つ。

住所:富山県高岡市太田

HP:雨晴観光協会HPへ

TEL:0766-44-6200 (雨晴観光協会)

アクセス:JR氷見線雨晴駅から徒歩5分

車:能越自動車道高岡北ICから車で15分

駐車場:有り、21台(無料)

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