冬の歳時記 冬至(とうじ)

12月22日は二十四節気のひとつ冬至に当たります。この日は1年で一番日の短い日で、夏至(げし)よりも4時間50分も短くなりますが、翌日からは日が長くなります。このことから太陽の生の日ととらえて、伝統的な行事やクリスマスなどが集中し、冬至の日を境にして、太陽が春に向かって歩み始めることに由来します。また、この日にゆず湯に入る風習も単なる冬の間は風邪を引かないだけではなく、衰弱から再生への思いが込められています。

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