桜の名木の絶景にようこそ

桜の名木を見に行けば、生きる力が湧いてくる

国の天然記念物に指定されている一本桜は、現在までに28本を数える。その内、「日本三大桜」といわれるのが山梨県の「山高の神代桜」や岐阜県の「薄墨桜」、福島県の「三春の滝桜」を言う。どれも樹齢が千年以上の巨樹の桜。その姿は、何本かの支柱に支えられて痛々しくも見え、岩のような樹肌にはゴツゴツしたコブもある。だが、根元は太く、力強い存在感を見せている。年輪を重ねただけあり、長寿を願う人など今や開花時期になると大勢の人が殺到するほどの人気ぶり。歳月を経て天然記念物の3割以上が「枯死寸前」か「一部枯損」しているという。老いても毎年、美しく花を咲かせる姿からは、見る人に生きる力を与えてくれる。