ホテル「 星野リゾート トマム」の山頂にあるテラス。雲海は6月～10月の早朝、気象条件が重なった時にしか見ることはできない。眼下に広がる風景は、幻想的な壮大な大自然絵巻。トマム山のゴンドラ山頂である標高 1,088mに作られたテラスで、特有の立地と気象条件が生み出すダイナミックな朝の時間を楽しめる空間。ここにはホテルからゴンドラで約15分ほどで到着。時期になると早朝からゴンドラの長蛇の行列ができるほどの混雑ぶりを見せる。この雲海はトマムの地形と気象条件が重なった時にしか見られない自然現象で６月～９月の時期に３０％～４０％前後の確率で発生。発生しやすい時間は早朝の５：００～８：３０頃まで。雲がまるで海のように眼下に広がる雲海と、日高・十勝の山々のコントラストが楽しめる。

早朝、しかもある気象条件が重なったときにしか見ることはできないが、非日常の世界を体験しようと多くの人が集まりテラスからは間近で雲海が眺められる。過去の発生した日と時間を振り替えると、比較的早い時間帯ほど見える可能性が高いよう。しかし、朝5時に出現し30分で消えてしまう場合もあれば、朝7時から3時間以上雲海の状態の場合あり、その日の風の向き、強さ、朝晩の気温、湿度等で変わってしまうと言う。

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