春便り 

春の歳時記「春分(しゅんぶん)

 二十四節気の一つで、3月の21日は春分に当たります。この日は太陽の黄経0度で昼と夜の時間の長さが等しくなります。この日を中日とした前後のそれぞれ3日間、の計7日間を『春の彼岸』と呼びます。この時期は寺参りや墓参りの日とされ、祖先の供養を行います。3月18日が彼岸入りで24日が彼岸開けになります。「暑さ、寒さも彼岸まで」と言われますが、このころから気温も上昇して陽気も良くなってきます。昔は農家にとっては農事の始まる前の骨休みの時期でした。