イチョウ

 
 世界古来の樹木の一つであり、化石植物とも言われる。日本には中国が原産で室町時代に伝えられたといわれている落葉高木。成長すると巨木になるので、全国各地に巨木のイチョウが残っているが、圧倒的に東北地方にイチョウの名木が多い。独特の葉の形黄色に黄葉し、種子はぎんなんであり食べられる。和名のイチョウの語源については、葉の形がカモ(鴨)の足に似ていることから中国名でイチョウは「鴨脚」。発音が「ヤーチャオ」、「イーチャオ」と訛って「イチョウ」に転化したと言われている。また、秋の代名詞として俳句などの日本文学に登場し、有名な文豪たちもイチョウに関する作品を多く残している。さらに2007年の国土交通省の調査によれば、街路樹として57万本のイチョウが植えられており、樹種別では最多本数。東京の明治神宮外苑や、大阪御堂筋の街路樹などが、銀杏並木として知られている。
 

 
 
 
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