夏の歳時記蝉時雨(せみしぐれ)」

926776 2.jpg梅雨が明けて、夏の太陽が照り出すとアブラゼミやニイニイゼミが鳴き出します。このセミの声を聞くと、いよいよ夏本番の到来です。7月末から8月にかけてが盛りです。「しぐれ」は「過ぐる」からきた言葉で、しきりに続くもののとして使われます。盛んにセミの鳴き声が街路樹などから聞え、東日本ではアブラゼミ、西日本ではクマゼミが蝉時雨の主役。炎天下ではなおさら暑く苦しく感じる鳴き声かもしれません。