全国花火競技大会
「大曲の花火」(秋田県・大仙市)

03 大曲全国花火競技大会.jpg

明治43年から続く大会で、雄物川右岸河川敷で全国の花火師が技を競い合う。競技の合間に約6分間打ち上げられる大会提供花火でも、音楽にあわせたスターマインなど、斬新な花火が多数登場。大曲の花火競技大会の識者の間で最も権威ある大会として位置づけられているのは、まず、花火をつくった本人が自らの手で打ち上げる真の競技大会であること。つぎに、この競技大会では内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・中小企業庁官賞・文部科学大臣奨励賞・が授与されることです。そして、競技玉として創造花火が採用されたこと。この花火はテーマをもうけて、創造性の高い花火を自由に組み



合わせることにより、ストーリー性があり音楽イメージと合った作品を競い合うもので、毎年斬新なテーマ性に優れた花火が、夜空いっぱいに描かれます。


2018開催予定日:8月25日(土曜日) 
昼の部17時半〜18時15分、夜の部18時50分~21時半
雨天決行(荒天時は延期) 

■昼花火の部
昼花火の競技は、全国でも大曲の花火だけとなりました。
昼花火は雅趣に富んだ見応えのある花火で、昔から花火通
の粋人が好む花火でした。 煙竜(煙物)や割物で競技を行
います。煙竜(煙物)は夜の光の代わりに色煙(紅・黄・
青・緑・紫など)を駆使して色彩豊かに空に模様を描き出
すものです。

■10号玉の部
10号玉2発のうち一発目の玉は「芯入割物の部」(芯入割
物で三重芯以上とする伝統花火)とし、二発目は「自由玉の
部」(一発目と重複しない自由創造的なもの)とし、総合点
で評価をします。

■創造花火の部
創造花火とは、創造の名のごとく従来の丸型の概念を破った
花火。昭和39年(1964年)の大曲全国花火競技大会から全国
で初めてとり入れられた花火で、秋田県大仙市が創造花火の発
祥地です。

■内閣総理大臣賞
夜花火の部において、創造花火・10号玉2発を総合的に審査
した結果、最も優秀と認められる花火を作った花火師に贈られる
最高の栄誉です。

打ち上げ数:1万5000発

住所:秋田県大仙市大曲西根 雄物川河川敷運動公園

HP:全国花火競技大会「大曲」の花火HP

地図

TEL:0187・62・1262(大曲商工会議所)

アクセス:JR奥羽本線・田沢湖線「大曲駅」から徒歩20分

車:秋田自動車道「大曲IC」から国道105号経由で約20分

駐車場:有料・無料駐車場あり(交通規制あり)

sign-1 のコピー.png

懐かしい昭和がよみがえる

sign-2.png